自分の人生を自分で決める

日本という国が建国したのは紀元前660年2月11日とされています。

これは初代天皇である神武天皇が即位した日です。

それから2,679年が経ち、昨日の儀式に至っています。

日本の歴史を見ていくと、伊邪那岐と伊邪那美から始まり、大国主神、邇邇芸命、天照大御神、須佐之男命等の神々から神武天皇へとつながっていきます。

日本は世界で一番国家の歴史が長いのです。

中国4,000年と言われますが、日本はそれ以上の長い歴史があります。

国家の歴史が長くとも、個人の人生は長くても100年です。

その中でどんな人生を送るのか。

今までの中で、一番頑張ったなと心から思えることはどんなことだったでしょうか。

私は高校受験です。

中学ではサッカー部で部活に明け暮れ、サッカー部を中学3年生の6月に引退した後も駅伝部に召集され、10月の県大会まで部活が中心でした。

高校受験は2月です。
準備期間はもうほとんどない。
友達は受験勉強に時間を費やしている中、遅れて私も勉強に本腰をいれました。

模擬試験では志望校には到底届かない結果。

当時通っていた塾の先生から、ある提案をされました。

それは、塾の授業がない日も毎日塾に来て勉強をしなさい、夜中までやっても構わない、受験前日まで一緒に頑張ろう。

その日以来、ほとんど毎日通い、日付が変わる時間まで勉強をしていました。

もちろん、その先生も塾長も付き合ってくれました。

受験日間際になって、ようやく成果が出てきて、志望校に合格できました。

今でも、これだけ頑張れたことは自信になっています。

この受験勉強期間は、人生100年の間のたった4ヶ月くらいの時間です。

日本の歴史の中では埃ほど見えない時間です。

しかし、思いっきり取り組んだ時間です。

もし今、自分自身を変化したいとか、成長していきたいとか、そういう向上心があるのであれば、これまでどんなことに一生懸命取り組んだのか振り返るといいと思います。

その瞬間が一番自分の感情が動き、目標に向かって努力をした瞬間です。

同じように、自分がこれからどう変化して、どのようになりたいのかをイメージできれば、感情が動いて行動に移せるはずです。

人と話すことで自分では気づかないことに気づくこともあります。
なので、自分の話を聞いてくれる人と一緒に考えるのもいいと思います。

自分の人生の主役は自分です。

他人のせいにする時間があるなら、自分の成長に時間と感情を使った方が絶対にいいです。

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