自己成長のための「投資」

何に投資するか

「投資」と聞くと何を想像するでしょうか。
一般的には「お金」に関することだと思います。
投資してお金を増やすといった意味で、投資という言葉はよく使われます。
そういう意味で最も馴染みのある言葉です。

他にはどんなものやことに投資という言葉が当てはまるでしょうか。
経営において言えば、「時間」と「人」です。
時間の投資は、自己啓発や専門技術の習得、経験値の醸成などがあります。
人への投資は、給与がそれにあたるでしょう。
人を雇うことで組織の力を上げて取り組める範囲を広げて、一人ではできない成果につながります。

投資とは、将来の利益を得るために、資本を投下することです。
将来の利益は、お金かもしれないし、社会的地位の向上かもしれないし、地域社会への貢献によるブランド力アップかもしれません。
それぞれの価値観によって将来の利益は異なると思います。

なぜ投資するのか

投資とは一体何なのでしょうか。
個人的な意見を言えば、自己成長のために時間とお金を使うことだと思います。
当然ながら、人の命はいずれ尽きます。
お金も湧いてくるものではありません。
お金の話をするといやらしく聞こえてしまいますが、実際のところお金はないと困ります。
増やしたいと思うのは一般的です。

お金を増やすには、自分の価値を高めないといけません。
なぜなら、人ができないことをすることの対価としてお金がもらえるからです。
その自分の価値を高めるために、時間とお金を使うものだと思っています。
自己投資をする理由の一つには、お金のためであっていいと思うのです。
自分の価値が高まり、必要とされるようになることで社会的地位や地域貢献にもつながってきます。

一方で、お金のため、が第一義的な理由では、その投資は長続きしないでしょう。
それは、自分のためであって、誰かのためという観点がないからです。
誰かの役に立ちたい、という思いがなければ、自己欲求が満たされた時点で燃え尽きてしまいます。

どうなりたいのか

~したい、~できるようになりたい、という話を聞くことがありますが、大事なのは、~できたあと、どうなりたいのか?という視点です。
自分の欲求が満たされたとき、どうなっていたいのでしょうか。
困っている人を助けられる存在にないたい、そういう思いが、時間とお金の投資の濃度を上げられる、
すなわち、高いモチベーションが持続して成長速度が加速することになります。

投資は自己成長のイロハのイです。
~したい、と言いながら、普段と何も変わらない生活を送っていては、今と何も変わらない未来が来るのです。
1.01の365乗は37.8になります。
つまり、1が現状だとすると、0.01の変化を毎日続けることで、1年後には37.8倍の変化がある、ということです。
逆に0.99の365乗は0.03です。
ほとんど変わらないですね。
0.01の投資を続けるか、それとも何もしないのか。
選ぶのは自分次第です。

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