目の前の出来事に対して自分が思うことって、だいたい物差しが一つです。
これは言い換えると、「固定観念」ってやつです。
別な言い方をすると、「思い込み」です。
これって、厄介なんですよ、実は。
例えば、あなたがショッピングモールに車で出かけていて、その駐車場でこんな場面に出くわしたとします。
男性が3歳くらいの子どもを車に乗せようとしています。しかし、その子どもは車に乗ることを嫌がって泣いています。男性は困り、抱っこしてあやしていますが、子どもは一向に泣き止みません。その車の周辺にいるのはこの男性と子どもだけのようです。
この状況で、あなたはどんなことを思うでしょうか。
私も3歳の子どもがいます。
つい先日、子どもと2人で近くのパン屋さんにいき、パンとアイスクリームを食べて帰ってきました。
休日ならまだしも、平日でした。
パン屋に行く道すがら、すれ違う人たちがジロジロと見てきました。
途中でふと思いましたよ。
もしかしたら、誘拐と思われている??
このご時世なので、そう思われても無理はありません。
犯罪を未然に防ぐことも重要です。
しかし、もし、私が女性だったら、疑われないでしょう。
男性だから、疑われるのです。
疑われて通報されても自分の子どもなので問題ありませんが、イクメンという言葉があるにも関わらず、男性育児というものはまだまだ認知度が低いものだと実感しました。
固定観念や思い込みによって、気づくはずの視点が欠落してしまいます。
これは日常生活に限らず、仕事においても同じです。
アインシュタインはこのように言いました。
「常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクションのことをいう」
変化は固定観念や思い込みを打破することです。
そのためには、物差しを複数持ち、新たな可能性に向かってチャレンジすることです。
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