やる気はどこから?

やる気スイッチはない!

個人的に、やる気スイッチはないと思ってます。

やる気がある人とない人の違いは、スイッチのオンとオフではないということです。

やる気がオンだからと言って、なんでもかんでもやる気が無制限に湧いてきます!ってことはないです。

例えば、ゲームにはやる気が起きるけど、勉強には起きない。

そんな感じです。

私自身、ゲームは大好きだったのでよくやってました。

ドラクエとかファイナルファンタジーとか、マリオカートとか。

もうやってないですけどね。やる気ないんで。

やる気は目標があるかどうか

目標があると、やる気になります。

ゲームなら、ラスボス倒す。友達よりも強くなる。友達よりも先にクリアして自慢して「すごい」って言われたい。

すごいね!って言われるだけで、特別な感情が湧きましたよね~、小さいときって。

この場合、クリアすることよりも、「すごいねって言われたい」ことの方が、目標になります。

ここがミソです。

ゲーム本来の目的は、クリアすることにあると思います。

しかし、クリアすることが目標であれば、自分の中のことなので、それほどやる気にはなりません。

それが、クリアしたあとの状態を考えて、自分の世界から飛び出して他人の世界にも影響を与えたいという願望が目標に変わると、やる気が起きると思います。

他人に影響を与える存在になる

資格試験において、資格取得が目標だと、勉強へのやる気はあるかもしれませんが、それを取った後どうなりたいかがないため、取ったら終わりという人がいます。

他には、資格取得を目標にしているが、なかなかやる気が出ないという方の話を聞いていくと、取得した後、その資格を使って他人にとってどういう存在になりたいのか、どう社会に影響を与えていきたいのかを考えていない人がほとんどです。

先ほどのゲームになぞらえて言えば、クリアすることが目標でしかないということです。

他人に影響を与える存在になることで、自分の価値を感じることができます。

他人に〇〇な影響を与えたい、社会に〇〇な貢献をしていきたい。そのためにはこの勉強や仕事が必要で、これを通じて自分の価値を最大限発揮していきたい。という思考になれば、やることがはっきりして具体的な行動につながるので、やる気になっていきます。

だれでも、他人に影響を与えたいという願望を持っています。

それをどうやって引き出すか。

やる気がないスタッフがいるとすれば、話を聞くだけでも変化が生まれます。

下手に研修に行かせるより、話す回数を増やした方がよっぽど効果的だと思います。

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