人材育成とプロ野球

私は中高サッカー部で野球の詳細はあまり知りません。

しかし、先の日本シリーズをみていて、なぜこんなにも戦力に差があるのかと思っていました。

1993年から2018年までのFAで獲得した選手は巨人は26名、ソフトバンクは13名。

2014年からだと巨人は9名、ソフトバンクはナシ。

実際のところはわかりませんが、このデータのみで行くと、内部の育成がうまくいっていないのが巨人で、うまくいっているのがソフトバンクとも見れます。

経営者目線で言うと、中途採用で即戦力を集めるのと、新卒採用して育てることの違いとでも言えるでしょうか。

即戦力を集めるのはお金がかかります。評価が金銭的価値に繋がるためです。

新卒から育てたとしても、もちろん金銭的価値が重要です。

しかしながら、金銭的価値以上に重要なこともあるような気がします。

球団のビジョンと選手のビジョンが一致しているのかという精神的な部分です。

スポーツにおいて肉体的な強さも重要ですし、それと同じく精神面の強さも重要です。

個人の精神面もですが、チームとしての精神面がさらに重要です。

私もサッカーという集団スポーツをしていましたので、チームの一体感が重要だと言うことはよくわかります。

結束力によって、1+1が2よりも大きな力になります。

チームのための自分の役割が何か。

何が求められているのか。

チームが目指す目標にいくために自分ができることを全力でやる。
それがどのようないい影響をもたらすのか。

ひとつひとつを言語化することで、チームの意識の統一ができます。

要するに、超一流がいても、チームのビジョンに合わないのであれば、
チームの力は出し切れない。

そんなことを日本シリーズを見ていて思いました。

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